ガードレール
ガードレール とは、トリートメントを配信するユーザーを制御する条件である。すべての条件を満たしたユーザーのみが配信対象となる。
ガードレールを設定することで、配信対象を正確に制御できる。これにより、過剰配信や無関係なメッセージを防ぎ、適切なユーザーにのみトリートメントを届けることができる。
ガードレールの仕組み
ガードレールはデータフィールドを用いて定義され、条件は比較式で表現される。
| 演算子 | 条件の例 | 意味 |
|---|---|---|
> | days_since_signup > 7 | 登録から7日以上経過したユーザー |
= | subscription_tier = "premium" | プレミアムユーザー |
>= | cart_item_count >= 1 | カートに商品があるユーザー |
!= | country != "JP" | 日本以外のユーザー |
in | device_type in ["ios", "android"] | モバイルユーザー |
複数の条件がある場合は、すべてを満たすユーザーのみが対象となる。
ガードレールとゴールの違い
ガードレールは**「誰に配信するか」を制御し、ゴールは「何を達成するか」**を定義する。
| コンセプト | コントロール対象 | 例 |
|---|---|---|
| ガードレール | 適格性 — 誰が対象か | cart_item_count >= 1 のユーザー |
| ゴール | 成果 — 何を最適化するか | 購入数を増やす |
ガードレールによるトリートメント選択
APIリクエスト時、まずガードレールに基づき配信可能なトリートメントのみが抽出される。次に、その候補の中から最適なトリートメントがアルゴリズムによって選択される。
つまり、ガードレールが候補範囲を定義し、その中から最適なものが選ばれる。
配信制御(頻度制限と抑制)
属性条件に加えて、以下の配信制御も設定できる。
- フリークエンシーキャップ — 配信頻度を制限(例:3日に1回まで)
- インタラクション後の抑制 — クリック・却下後に一定期間再表示しない
これらはトリートメント単位で設定され、ガードレールと組み合わせて適用される。
関連コンセプト
- トリートメント — ガードレールは各トリートメントに設定される
- データフィールド — 条件判定に使用されるデータ
- ジャーニー — トリートメントをまとめる単位(ガードレールは各トリートメントに適用)
- ゴール — 最適化対象となる成果指標
操作ガイド: トリートメントの作成・管理